身心養生苑・身心健康堂には様々な疾患の患者様が来られます。その中にはがんの患者様もいらっしゃいます。身心健康堂の角谷が、肺がんと診断され共存治癒した患者様の経緯をまとめたものを紹介致します。


苑長と一碧湖周辺散策
2007年03月20日 肺がん 角谷記

69歳のN・Sさんが養生苑にいらしたのは、去年の10月23日でした。彼女は平成18年7月終わり、咳が止まらず発作性の咳で、医者に行ったところ喘息と言われて薬を飲んでいましたが治らず、北里大学病院でレントゲン、CTの検査の結果、右肺に3.2センチのガンがあることが分かりました。

ガンの宣告を受けてからは、ショックで落ち込み、食欲もなくなり、45キロあった体重が42キロに落ちました。10月18日、病院へ行って最終的にどうするか方針を決める予定になっていました。

しかし、彼女のガンのことを知った彼女の気功の先生が、Sさんに安保先生の本を読むように勧めました。「医療が病をつくる」という本を読んだそうです。そして、インターネットで安保先生の考えで治療を行っているところをさがし、健康堂を見つけたそうです。10月17日に健康堂に来院されました。

その日は気功の先生と、Sさんの妹さん、Sさんのご主人の4人でいらっしゃいました。まず4人同席で、健康堂院長の鬼木豊が、医療面接を行いました。

そこでそれまでの経緯を、彼女は涙ながらに話されました。ショックで気力も体力もすっかりなくなってしまっている…そんな印象を受けました。そして彼女の話を真剣に聞く鬼木理事長。

「ガンの宣告を受け、『ガン』イコール『死』だと思い、ショックで食欲もなくなり、これまでやっていた気功や散歩も出来なくなってしまいました。もうこれで手術して死んでしまうのかと思うと悲しくて…。気功の先生が手術しないで治るわよ、と励ましてくださり、ここにつれて来てくれました。」

鬼木理事長はまず、10月30日に発売された安保先生との共著『免疫道場』の経緯や、安保先生との関係を話されました。「安保先生と私との共通点は『病気を作るのも治すのも自分、自分しか治せない』というところです。それがあるから共著につながったんです。」

それから鬼木先生は福岡のお兄さんが余命6ヶ月の宣告を受けたとき、とんでいって医者とかけあって、結局お兄さんは助かり、今も元気で生活しているという体験談を話されました。その力強い鬼木院長の話を聞いているうちに、Sさんは手術をしないで治していこうと決めることが出来たようです。

そばで妹さんもただ聞いているだけでなく、「病院と健康堂はどこが違うのか」「本当に手術しないで治るのか」と、本音で質問をぶつけてくれました。それもまた良かったのです。1時間ほどカウンセリングを受け、シラク治療と温熱器による温熱療法を受けて帰られました。

そして10月22日、伊豆高原の身心養生苑へ、まず一週間の予定でおみえになったのです。妹さんのご主人の運転で、ご主人と妹さん夫婦の4人でいらっしゃいました。ご主人と妹さんたちは心配そうにされていましたが、鬼木院長の話を聞いて安心して帰られたようです。

「身心養生苑は、病院でも旅館でも介護所でもありません。自然に戻るところです。家庭の延長で、家族のように生活して、生を養う。命を養う場所です。」

養生苑での生活は、後からご本人に伺った話がありますので、続きは以降に載せます。

彼女の決意は相当なものだったと思います。周りはやはり、反対していたそうです。しかし今、彼女は言っています。「知らないで苦しんでいる人、たくさんいるんでしょうね。とても恐いことですね。」

いろいろな選択肢があることを分かってもらいたいと思います。そして、自分で決めて欲しいと思います。医者や治療家というのは、あくまで方法を提示するだけで、あとは患者様自身が選び、決意する事が大事ではないでしょうか。